戦略・デザイン・開発を分断させず、課題の本質から解決する
求人・採用領域のシステム開発では、「誰に届けるか」という戦略と「どう届けるか」という技術の両方が求められます。しかし多くの場合、戦略はコンサルティング会社、デザインはデザイン会社、開発は開発会社と分断され、情報が途切れてしまいます。
営業・UXデザイナー・PM・エンジニアが初期段階から同じテーブルにつき、課題の本質を多角的に見極めます。見た目の問題なのか、システム構造の問題なのか、運用オペレーションの問題なのか。複数の専門家が同時に関わることで、本当に解決すべき課題を特定し、最適なアプローチを提案します。
ある求人サイトのリニューアル案件では、当初「デザインが古い」というご相談でした。しかしヒアリングを重ねる中で、本質的な課題は「更新作業が煩雑でタイムリーな情報発信ができていない」ことだと判明。デザイン刷新より先にCMS(コンテンツ管理システム)の改善を優先し、運用効率を大幅に向上させました。
戦略・デザイン・技術を一気通貫して対応することで、本質的な課題解決が可能になります。
「何を作りますか」ではなく「なぜ作りたいですか」から始める
多くの開発会社は、最初に「どんな機能が必要ですか」「予算と納期は」と聞きます。しかし、課題が整理できていない段階でこれらの質問に答えるのは難しいものです。
まず「なぜリニューアルしようと思ったのですか」という問いから始めます。その思考の流れの中に、本質的な課題が潜んでいると考えているからです。「うまくいっていない気がする」「何か変えたい」という漠然とした感覚でも構いません。
UXデザイナーは人間中心設計の観点から、PMはビジネス理解の観点から、エンジニアは技術実現性の観点から、それぞれの専門的知見を持ってヒアリングに参加します。状況に合わせて最適なメンバーが対応する体制で、「課題がわかっていないこともわかっていない」という状態から一緒に整理することができます。
また、要件定義の前段階から伴走することで、「作ったけれど使われない」「本当に必要なものと違った」というミスマッチを防ぎます。
作って終わりではなく、一緒にサービスを育てていく
求人・採用サービスは、リリースして終わりではありません。市場環境の変化、採用ターゲットの変化、競合の動向に応じて、継続的な改善が求められます。
リリース後も継続的な開発契約を通じて伴走することを基本としています。定期的なミーティングでサービスの状況を共有し、応募数や採用率などのKPIを一緒に見ながら、次なる施策を検討します。運用保守を担当する中で気づいた改善点は、積極的に提案します。
「作って納品したら連絡が取れなくなった」「改善提案がまったくない」という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。私たちは、短期的な開発プロジェクトではなく、サービスの成長に伴走し続ける長期的な関係を大切にしています。