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UXリサーチとは?代表的な手法8選と使い分け【2026年版】

UXリサーチ手法

UXリサーチには、目的や用途に応じた様々な手法があります。

UXリサーチを実施しようと思っても、どの手法が適切なのか、どのように手法を選べばよいのか悩まれる方は多いでしょう。

この記事では、多数あるUX手法の中から代表的な手法8つをご紹介し、それらの選び方について解説します。UXリサーチを実施する際のポイントについても解説していますので、UXリサーチに取り組む前の参考にしてください。

UXリサーチとはなにか、どのようなケースで必要とされるかについては以下の記事をご参照ください。

https://spice-factory.co.jp/tips/what-is-ux-research/

https://spice-factory.co.jp/service/uiuxgrowth/

また、弊社スパイスファクトリーではUI/UXデザインにおいて豊富な実績があります。

支援内容やサービスプラン、過去の実績はUI/UXデザインサービスのページをご覧ください。サービス内容や進め方をまとめたIXDサービス紹介資料もご用意しています。

まず、UXリサーチの要点を1枚にまとめると次のとおりです。

項目 UXリサーチの要点
UXリサーチとは ユーザーの行動と、その背景にある心理・感情を調査する活動
大きな分類 結果の形式による「定量調査/定性調査」と、目的による「探索型/検証型」
代表的な手法 アンケート調査、A/Bテスト、ヒートマップ分析、ユーザーインタビュー、エスノグラフィ、ヒューリスティック評価、ユーザビリティテスト、ホームユーステストの8つ
手法選びの観点 開発のフェーズ/求める調査結果のかたち/調査期間と予算/製品・サービスの分野
2026年の変化 文字起こし・分析・調査設計などで生成AIの活用が拡大(ユーザー本人に確かめる価値は不変)
実施のポイント 価値に着目しバイアスを排除する/事実と推論を分ける/評価で終わらず改善につなげる

UXリサーチとは?

UXリサーチとは、ユーザーの行動やその行動に至る心理、感情を調査することです。UX を向上させるためにはユーザーを知ることが欠かせませんが、そのための活動が UXリサーチなのです。
企業活動において、ユーザーの理解はあらゆる場面で求められます。そのため、UXリサーチにより明らかになるユーザーの情報は、新製品や新サービスの企画立案、開発、マーケティングや広報など、多岐にわたる領域で活用されます。

UXリサーチの種類

UXリサーチの種類
UXリサーチの手法は、数値によって結果を表す「定量調査」と、言葉や絵などの数値以外の表現によって結果を表す「定性調査」に分けられます。調査後にどのような分析をしたいのか、そのためにどのような形で結果を得たいのかによって、選ぶ手法が異なります。
また、UXリサーチは、ユーザーへのアプローチ方法の違いによって「探索型リサーチ」と「検証型リサーチ」にも分けられます。探索型リサーチはユーザーの潜在ニーズを探索することを目的とし、検証型リサーチは仮説や製品の評価・検証を目的としています。
UXリサーチの手法分類

参考までに、上の図では各 UXリサーチ手法の代表的な使われ方を分類しています。図は一例であり、定量調査と定性調査、探索型リサーチと検証型リサーチの両方で使われる手法もあります。
定量調査と定性調査、そして探索型リサーチと検証型リサーチのそれぞれの特徴を解説します。

定量調査

定量調査とは、数値や量で示される定量的な結果を得たいときに実施する調査です。たとえば、アンケートを実施して年代ごとの購買傾向を調べる、Webサイトの滞在時間に対する購入率を調べる、といったケースです。
定量調査は多数の結果を統計的に分析するため、製品・サービスに対するユーザーの傾向を把握したいときに向いています。
多数の結果を得られるだけでなく、統計的な有意差を検証できるため、定性調査よりもより精緻な検証が行えることが大きなメリットです。

定性調査

定性調査は、数値で表せない言葉や行動などを文章で示した結果を得たいときに実施する調査です。たとえば、ユーザーの発言や行動から、根底にある価値観を調べるといったケースです。定性調査の結果には、文章以外にも、写真やイラストなど多様な表現方法が用いられます。
定性調査は、特定の調査対象に対して質的に分析するため、ユーザーの心理や価値観など、表面的にはわからないことを明らかにしたいときに向いています。

探索型リサーチ

探索型リサーチは、仮説や新規事業のアイデアなどを立案するために、ユーザーの潜在的なニーズを知りたいときに実施する調査です。バイアスや開発側の都合を排除し、幅広い視野で探索的にユーザーにアプローチするのが特徴です。
たとえば、探索型リサーチでは、会話の中からユーザーの価値観を探ったり、何気ない行動から潜在的なニーズを探ったりします。
潜在的なニーズをいち早く捉えて事業化することは、新しい事業機会や他社との差別化につながります。そのため、探索型リサーチは事業機会やアイデアを模索している際に向いている調査方法です。

検証型リサーチ

検証型リサーチは、仮説を元に作られた製品・サービスの利用を通して、仮説が正しいかを検証するときに実施する調査です。検証の項目や流れをあらかじめ設計し、それに沿ってユーザーにアプローチするのが特徴です。
たとえば、検証型リサーチではユーザーに特定の操作をしてもらったり、そのときの様子を観察したりして、仮説が正しいかを判断します。そのため、検証型リサーチはプロトタイプや製品がある際に向いている調査方法です。

UXリサーチの手法の選び方

UXリサーチの手法の選び方
UXリサーチを実施するためには、まず適切な手法を選ぶ必要があります。この章では、UXリサーチの手法を選ぶ際の観点を解説します。

開発のフェーズ

開発のフェーズに応じて、探索型リサーチと検証型リサーチのどちらが適切かを考えます。
一般的には、企画段階ではアイデアの創出のために探索型リサーチ、開発中はプロトタイプの評価のために検証型リサーチが実施されます。リリース後は、現行製品・サービスの評価のために検証型リサーチ、次製品・サービス開発に向けた探索型リサーチと、検証型と探索型のどちらも実施されます。

求める調査結果のかたち

分析時に使用する調査結果が数値かどうかによって、定量調査と定性調査のどちらが適切かを考えます。
統計学的な側面から定量的に分析したい場合には、調査結果として数値的な情報が必要になるため定量調査が適しています。一方、心理学的な側面などから質的に分析したい場合には、調査結果として詳しくユーザーの発言や行動を書き下した文章などが必要になるため、定性調査が適しています。

調査期間と予算

手法によって必要な調査期間や予算が大きく異なるため、プロジェクトのスケジュールと予算の観点からも手法の検討が必要です。一般的には、定量調査よりも定性調査のほうが調査期間と予算を要するケースが多いです。
定性調査では、少人数の調査対象を時間をかけて調査するため、調査対象の選定に時間を要します。また、スケジュールも調査対象の都合に合わせる必要性が大きいため、調査期間が長期化し、必要な予算も大きくなる傾向があります。
ただし、あくまでも傾向であり、手法のアレンジによりコストダウンも可能です。そのため、複数の手法で調査期間と予算を見積もることが大切です。

製品・サービスの分野

製品・サービスの分野も調査手法の選択に影響します。たとえば、高度な専門職など、ユーザーの人数を確保しづらい場合には統計的な分析を目的とした定量調査は難しくなります。また、機微な個人情報を扱う医療や保険などの分野は、複数人に一斉に話を聞くグループでのインタビューは避けるといった配慮が必要です。

代表的なUXリサーチ手法8選

代表的なUXリサーチ手法8選
ここでは具体的に代表的なUXリサーチの手法を8つ、定量調査と定性調査に分けてご紹介します。

8つの手法の特徴を一覧で比較すると次のとおりです。

手法 分類 主にわかること コスト・期間の目安
アンケート調査 定量(自由記述で定性も) ユーザー全体の傾向・満足度 低〜中
A/Bテスト 定量 複数案のうちどれが成果につながるか 低〜中
ヒートマップ分析 定量 ページ内で注目・離脱されている箇所 低
ユーザーインタビュー 定性 行動の理由・価値観・潜在ニーズ 中
エスノグラフィ(行動観察) 定性 実際の利用文脈・無意識の行動 高
ヒューリスティック評価 定性 基本的なユーザビリティ上の問題 低
ユーザビリティテスト 定性(定量でも実施可) 操作上のつまずき・課題 中
ホームユーステスト 定性(アンケート併用で定量も) 生活の中での使われ方・評価 中〜高

コスト・期間はあくまで一般的な傾向です。各手法の詳細を順番に見ていきましょう。

定量調査

アンケート調査

アンケート調査とは、質問と回答の選択肢をあらかじめ用意した上でユーザーから回答を得る調査方法です。アンケート調査は定量調査で用いられることが多く、選択式の質問をベースに多くのユーザーから意見を集めることでユーザーの傾向を探ります。必要に応じて自由記述の回答欄を設けるなど、定性的な情報収集も可能です。
アンケート調査では、恣意的な調査設計をしないように注意する必要があります。たとえば、回答を誘導するような質問の仕方などは、調査自体への信用を失うため避けなければいけません。

A/Bテスト

A/Bテストとは、2種類以上のパターンを用意して運用し、それぞれの成果を測定することで、より効果の高いパターンを検証する方法です。主にウェブページや広告バナーなどでコンバージョン率を最適化するために用いられます。
複数の改善案を比較的簡単に準備でき、効果測定により改善策を一つに決めたいときに適している手法です。

ヒートマップ分析

ヒートマップ分析とは、ユーザーの操作内容を元にユーザーが注目している箇所を可視化することで、ウェブページ内の課題を見つける手法です。たとえば、ページのコンテンツが最後まで閲覧されていない、といった課題を見つけられます。
ヒートマップ分析で得られるユーザーの視線情報は、ユーザーの行動を分析する際の重要な要素となります。そのため、ヒートマップ分析は他の手法と組み合わせることで、より高度で効果的な分析につながる傾向があります。

定性調査

ユーザーインタビュー

ユーザーインタビューとは、ユーザーに質問を投げかけ、その回答や会話の中から気づきを得る手法です。他の手法と併せて実施されることも多く、UXリサーチの中でも主流と言える手法です。
インタビューの実施方法は複数あります。たとえば、一対一でユーザーを深掘りするデプスインタビュー、共通の属性を持つユーザーから座談会形式で話を聞くフォーカスグループインタビューなどがあります。他にも、 SNS などを使ってオンラインコミュニティ上で意見交換を交わす方法もあります。
どの実施方法でも、ユーザーからの回答に応じて柔軟に質問を変更しながら調査を進められる、という点がアンケート調査との大きな違いです。

エスノグラフィ (行動観察)

エスノグラフィ調査とは、ユーザーに密着してその行動を観察し、行動や思考、文化などを把握して分析する手法です。元々は文化人類学の手法ですが、ユーザー目線でのニーズの理解や課題の発見のために有効な手段として、UXリサーチで用いられるようになりました。
エスノグラフィ調査は実施の難易度が高く、スキルを持ったUXリサーチの専門家に依頼するのが一般的です。また、調査期間が長く、他の手法と比較してコストが高い傾向にあります。そのため最近では、エスノグラフィのノウハウを活かした簡易的な行動観察によって、期間やコストを抑えて調査を実施するケースも増えています。

ヒューリスティック評価

ヒューリスティック評価とは、ユーザビリティの専門家が経験則に基づいて製品のユーザビリティを評価する手法です。ユーザビリティ上の基本的な問題を発見して改善につなげます。
比較的実施しやすい手法であり、特にユーザーによる評価を計画している場合には事前評価として用いられます。ヒューリスティック評価による改善を済ませておくことで、ユーザーによる評価時には、より重要な内容に絞って評価を実施できます。

ユーザビリティテスト

ユーザビリティテストとは、実際にユーザーに製品・サービスを使ってもらい、その様子を観察することでユーザビリティ上の問題点を発見する手法です。定性調査で用いられることが多いですが、操作時間や操作のステップ数など定量的な観点から定量調査として実施するケースもあります。
被験者となるユーザーの用意が難しい場合には、UX の専門家がユーザーになりきって評価する認知的ウォークスルーという手法もあります。

ホームユーステスト

ホームユーステストとは、一定期間、ユーザーに製品や商品を自宅で使ってもらい、評価する手法です。主に、家電製品や食品など、家庭内で利用される製品や商品の評価に用いられます。
ホームユーステストでは、使っている様子を直接確認することが困難です。そのため、テスト期間中の定期的なアンケートや使用時の動画撮影、テスト後のインタビューなど、詳しい情報収集が併せて必要となります。

そもそもUXリサーチがどのようなケースで求められているのかについては以下をご参照ください。

https://spice-factory.co.jp/tips/what-is-ux-research/

どの手法をいつ使うか──目的別の選定ガイド

手法選びで迷ったときは、「いま確かめたい問いは何か」から逆算するのが近道です。よくある目的・状況ごとに、候補となる手法を整理しました。

目的・状況 候補となる手法 補足
新しい事業・機能のアイデアを探したい ユーザーインタビュー(デプス)、エスノグラフィ 探索型。仮説がない段階では、回答を誘導しない問いの設計が重要
ペルソナや仮説が正しいか確かめたい アンケート調査、ユーザーインタビュー 定量で傾向を押さえ、定性で理由を深掘りする組み合わせが効率的
プロトタイプの使い勝手を確かめたい ヒューリスティック評価→ユーザビリティテスト 専門家評価で基本的な問題を解消してからユーザーで検証すると効率が良い
公開済みのWebサイト・アプリを改善したい ヒートマップ分析、A/Bテスト 行動データで課題箇所を特定し、改善案を比較検証する
家庭で使う製品・商品の実利用を評価したい ホームユーステスト アンケートやインタビューを併用して利用状況の情報を補う

実際のプロジェクトでは、1つの手法で完結させるのではなく、フェーズに応じて複数の手法を組み合わせるのが一般的です。

生成AIでUXリサーチはどう変わるか【2026年時点】

生成AIの普及は、UXリサーチの実務にも変化をもたらしています。2026年時点で特に効率化が進んでいるのは次のような領域です。

  • インタビューの文字起こし・要約・発言の分類(記録・整理にかかっていた時間を大幅に短縮できる)
  • アンケート自由記述の分析(大量の回答の分類やテーマ抽出を短時間で下処理できる)
  • 調査設計の壁打ち(質問項目のレビューや、誘導的な聞き方になっていないかのチェック)
  • 既存データの下分析(問い合わせログやレビューなどの顧客の声から、調査前の仮説を作る)

一方で、変わらないこともあります。AIが生成する「ユーザーらしい回答」は実際のユーザーの代わりにはならず、ユーザー本人の行動を観察し、生の発言に触れることの価値はむしろ高まっています。また、AIによる要約や分類には誤りが含まれる可能性があるため、元の発言にすぐ立ち返れる状態で使うことが前提です。

生成AIで効率化して浮いた時間を、ユーザーと直接向き合う時間に再投資する。これが2026年時点での現実的なAI活用の考え方といえるでしょう。

UXリサーチを実施する際のポイント

UXリサーチを実施する際のポイント
UXリサーチは専門家でなくても取り組めるような手法が多くありますが、一方で効果的な調査結果を得るのは容易ではありません。UXリサーチの専門家に依頼する場合にも、自分たちでUXリサーチに取り組む場合にも知っておきたい、UXリサーチを実施する際のポイントを解説します。

価値に着目し、バイアスを排除して考える

ユーザーは物や機能に対する要望を挙げやすく、また会社もそのような要望には応えやすいものです。しかし単純に求められた物や機能を提供するだけでは不満の解消に留まり、製品・サービス全体のUX向上につながるとは限りません。そのため、UXリサーチでは、常にユーザーに提供できる価値に着目して考えることが求められます。
たとえば、オフィスにおやつを届ける会社が、アンケート調査で「ドーナツが欲しい」という要望を得たとします。要望のとおりにドーナツを届けたとして、ユーザーに提供できる価値は適切でしょうか。

このとき、もう一つ大事なのが「バイアス」を排除して考えることです。バイアスとは思い込みや先入観のことであり、今回の例だと「ユーザーは、単にドーナツ好きだから欲しいと言っている」などと決めつけることです。バイアスを排除して調査を進めることで、「ドーナツみたいな少しがっつりしたお菓子でエナジーチャージして、もうひと踏ん張り仕事をしたいときがある。」といった、ユーザーの潜在的なニーズを発見することができるかもしれません。そこから、「もうひと踏ん張り仕事を頑張れる」ことに貢献することこそが本質的な価値の提供であるといった気付きを得られることができます。
このように、バイアスを排除して本質的な価値に着目することで、ドーナツやおやつの提供以外にも視野を広げ、UX向上につながる解決策を考えられるのです。

ユーザーの考えと自分の考えが混ざらないようにする

UXリサーチによりユーザーの行動や思考を知るようになると、ユーザー目線で色々と考えられるようになります。しかし一方で、UXリサーチの初心者はユーザー目線で考える途中で、自身の考えが無意識に混ざってしまうことがあります。これでは、「ユーザーはこう考えるに違いない」という新たなバイアスになりかねません。
そのため、調査結果の分析や議論を進める際には、UXリサーチで得られた事実と、その事実から考えられる推論とを明確に分けることが求められます。

評価で終わらず、改善につなげる

検証型の UXリサーチの目的は、評価結果を得ることではなく UX を改善することです。たとえば 8割のテスト項目で良い評価を得た場合に、「良い製品・サービスができた」と満足して 2割の悪い評価を軽視しないことが大切です。
ユーザーは必ずしも総合的に製品・サービスを評価しているわけではありません。2割の悪い評価の中にもユーザーが重視している点や、新たなニーズにつながる知見が含まれている場合があります。そのため、可能な限り改善点を見出す姿勢が求められます。

スパイスファクトリーの現場で意識している「小さく始める」UXリサーチ

スパイスファクトリーは、Webサイト・業務システム・新規事業開発などのUI/UXデザイン支援の中で、UXリサーチの設計・実施に数多く携わってきました。その経験から、リサーチを成果につなげるために現場で意識しているのは「大きく構えず、小さく始める」ことです。

  • まず手元にあるデータから始める(アクセス解析・問い合わせ・レビューなどの顧客の声を仮説づくりの入り口にし、新規の調査は問いが固まってから設計する)
  • 少人数でも早く回す(大規模な調査の準備を待つより、少人数のインタビューやユーザビリティテストを短いサイクルで繰り返す方が学びが早い)
  • 調査の前に「結果をどう使うか」を決めておく(どんな結果が出たら何を判断するのかを先に関係者と合意しておくと、リサーチが評価で終わらず意思決定につながる)
  • 結果は意思決定に効く形で共有する(詳細なレポートよりも、発見と推奨アクションを簡潔にまとめて関係者に届けることを優先する)

リサーチの入り口となる顧客の声(VOC)の収集・分析については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:VOC(顧客の声)とは?収集方法と分析5ステップ(新しいタブで開きます)

UXリサーチに関するよくある質問(FAQ)

UXリサーチとマーケティングリサーチの違いは何ですか?

マーケティングリサーチは市場規模や購買意向など「買われるか」を中心に調べるのに対し、UXリサーチは製品・サービスの利用体験、つまり「使えるか・使い続けたいか」を中心に調べます。対象や手法が重なる部分もありますが、明らかにしたい問いが異なります。

インタビューやユーザビリティテストは何人に実施すればよいですか?

定性調査では、一般に5人程度の少人数でも主要な問題やニーズの多くを発見できるとされています。1回で完璧な調査を目指すよりも、少人数の調査を複数回繰り返す方が効果的です。一方、アンケートなどの定量調査では、統計的に扱える回答数の確保が必要になります。

予算が限られていてもUXリサーチはできますか?

できます。ヒューリスティック評価や、アクセス解析・問い合わせ内容など既存データの分析は低コストで始められます。ユーザビリティテストも、社内の非関係者や既存顧客に少人数で協力してもらう形であれば、大きな費用をかけずに実施可能です。

VOC(顧客の声)の分析とUXリサーチはどう違いますか?

VOC分析は、問い合わせやレビューなど自然に寄せられる声を収集・分析して「何が起きているか」を把握する取り組みです。UXリサーチは、明らかにしたい問いを設計してユーザーを調べにいき、「なぜ起きているか」を確かめる活動です。VOCで課題の当たりを付け、UXリサーチで深掘りするという補完関係にあります。

UXリサーチを外部に依頼する場合、何を準備すればよいですか?

「調査で答えたい問い」「対象ユーザー像」「結果を使う意思決定の場面」「スケジュールと予算感」を整理しておくと、依頼がスムーズです。仮説や問いが曖昧な段階でも、リサーチ設計から一緒に検討できるため、早めに相談することをおすすめします。

顧客理解、まずはUXリサーチから

良い製品・サービスにはユーザー理解が不可欠であり、その点で UXリサーチは有効な手法とされています。
UXリサーチには様々な手法があるため、目的に応じて適切な手法を選びましょう。
UXリサーチは、予算や期間に応じて複数の手法を組み合わせたり、手法をアレンジしたりできます。

当社では、UXリサーチャーによるリサーチなどのデザイン支援を幅広く承っております。

  • 顧客の課題やニーズに対する理解が不足している
  • ペルソナの仮説はあるが、本当に正しいかが不安
  • UXリサーチに興味があるが、社内に知見が不足しており対応に困っている

このようなお悩みを持たれている方は、ぜひ一度お気軽にご相談くださいませ。

https://spice-factory.co.jp/tips/what-is-ux-research/

弊社スパイスファクトリーは豊富な実績を持ち、これらのプロセスを効率的に進めるためのサポートを提供いたします。

UXリサーチを含む支援内容の詳細はUI/UXデザインサービスのページをご覧のうえ、お問い合わせからお気軽にご相談ください。

堅いご挨拶も、資料の準備もいりません。
まずはお話を聞かせてください。

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