徹底的なユーザーニーズ/サービス価値の分析と機能への落とし込み
プロジェクト立ち上げ時のサービスは、主に「会員医師が相談したいとき」という限定的な場面での利用に留まり、アクティブユーザーの増加が課題でした。そのためにどのように改善すべきか、プロジェクトは粗い仮説の状態でスタートしました。優れたデザインを実現するためには「なぜそのようにすべきか」という観点で徹底的な検討が必要です。
当社では、ユーザーインタビューを実施して、血液内科医の人物像や特徴を洗い出し、彼らが価値を感じることを分析し、ユーザーニーズとサービスが提供すべき価値について検討しました。これらの徹底的な分析を踏まえてコンテンツ拡充や機能導入を実施しました。
これにより利用シーンが増え、結果としてアクティブユーザーの増加につながりました。

エモーショナルデザインによって「質問しやすい」雰囲気を醸成
本リニューアルにおいては、アクティブユーザーを増やすべく、医師が気軽に質問・回答でき、かつそれを習慣化してもらうことを重視しました。そこで当社では、エモーショナルデザインによるユーザーの感情に寄り添った情緒的なデザインを実施しました。
医療の質問においては「いいね」ボタンを押しづらいケースも多いことを踏まえ、「気になる」ボタンや「ありがとう」ボタンを設置したほか、柔和な雰囲気を出すためにイラストをふんだんに利用しました。
文章表現も品格を損なわない範囲で、できるだけ砕けたものとしました。
結果として、リニューアル前よりも気軽な内容の投稿が増え、質問の回答も増加しました。
これは、エモーショナルデザインによって、ユーザーである医師の心理的安全性が高まったために実現できたものです。

エンジニアのマネジメントも含めてプロジェクトを推進
本プロジェクトでは、当社デザイナーが提案した新デザイン・機能を、株式会社エクスメディオ様側のエンジニアが実装する体制で進めました。このような体制下ではコミュニケーション齟齬の発生が懸念されますが、当社ではエンジニアのディレクションも含めて支援することでスムーズに開発を進めることができました。
エンジニア向けの仕様書作成、スケジュール管理など、デザインリニューアルにおけるプロジェクトマネジメントも含めて対応しております。仕様書作成においては、エンジニアの意見も踏まえて当社デザイナーが仕様を整理しました。
これにより、デザイン性と開発実現性の両立を図りました。
