- PRESS RELEASE
スパイスファクトリー執行役員CDO 本村 章によるデザイン・イネーブルメント研究が、国際学術会議「ADMC2026」に採択
専門デザイナーがいない組織でも、デザイン実装力を育む条件を提示
デジタル・トランスフォーメーションを支援するスパイスファクトリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:高木 広之介、以下「当社」) は、執行役員CDO(Chief Design Officer / 最高デザイン責任者)本村 章によるDesign Enablement(デザイン・イネーブルメント)に関する研究論文が、Design Management Institute(DMI)主催のデザインマネジメント分野の国際学術会議「dmi: Academic Design Management Conference2026(ADMC2026)」において、査読を経て採択されたことをお知らせします。
当社が提唱する「Design Enablement」は、デザインを一部の専門家のスキルではなく、組織全体の能力として育む考え方です。
今回の研究では、「専門デザイナーがいない組織でも、デザインシステムを通じてデザイン実装力を育むことは可能なのか」という問いをもとに、Design Enablementの考え方を理論的に体系化するとともに、組織におけるデザイン実装力の育成について研究しています。
なお、今回の論文は、2026年8月に米国・ジョージア工科大学で開催される「dmi: Academic Design Management Conference2026(ADMC2026)」において発表を予定しています。
dmi: Academic Design Management Conference公式サイト(新しいタブで開きます)
当社は、本研究で得られる知見を、デザイン・イネーブルメント領域の各種サービスへ還元し、AI時代における企業のデザイン実装力向上を支援してまいります。
・AI駆動デザイン支援
生成AIを前提に組み直したデザインの進め方を、実案件と共に伴走支援。
詳細:https://spice-factory.co.jp/service/ai-driven-design/(新しいタブで開きます)
・デザイン・イネーブルメント研修
生成AIでデザインをする力を拡張しながら、「何をすべきか」を見極める判断力を育成。
詳細:https://spice-factory.co.jp/service/design-enablement-training/(新しいタブで開きます)
・デザイン・イネーブルメント組織開発支援
個人の力に頼らず、組織として自律的にデザインが回る仕組み構築を支援。
詳細:https://spice-factory.co.jp/service/design-enablement-organization/(新しいタブで開きます)
■国際学術会議「ADMC2026」について
「Academic Design Management Conference2026(ADMC2026)」は、Design Management Institute(DMI)が主催するデザインマネジメント分野の国際学術会議です。デザインと経営、組織、イノベーションなどをテーマに、世界各国の研究者や実務家が集い、研究成果や実践知を発表・議論しています。グローバルな視点でデザインマネジメントの発展を探究する場として、企業や大学、研究機関など多様な組織が参加しています。
■AI時代に求められる「組織のデザイン実装力」
生成AIの進化やデザインシステムの普及により、デザインは専門デザイナーだけでなく、エンジニアやプロダクトマネージャーなど多様な職種が担う時代へと変化しています。
一方で、デザインシステムを導入するだけで、組織全体のデザイン実装力が高まるとは限りません。専門デザイナーがいない組織でも、デザインの意図を理解し、適切な判断を行える環境をどのように構築するかは、多くの企業に共通する課題となっています。
スパイスファクトリーは、この課題に対するアプローチとして「Design Enablement」を提唱・実践しており、本研究ではその考え方を理論的な観点から検討しています。
■Design Enablement研究について
本研究では、「専門デザイナーがいない組織でも、デザインシステムを通じてデザイン実装力を育むことは可能なのか」という問いをもとに、Design Enablementに関する理論的検討とケーススタディを実施しました。
研究では、組織におけるデザイン能力の育成プロセスや、デザインシステムが果たす役割について考察するとともに、専門デザイナーと非デザイナーが協働する新たな組織のあり方を探究しています。
なお、本研究の詳細な内容については、国際学術会議「ADMC2026」での発表を経て、改めて発信を予定しています。
■ 執行役員CDO 本村 章 コメント

執行役員Chief Design Officer(最高デザイン責任者)/
HCD-Net認定 人間中心設計専門家 本村 章
スパイスファクトリー株式会社
執行役員Chief Design Officer(最高デザイン責任者)/HCD-Net認定 人間中心設計専門家
本村 章
Design Enablementは、デザインを一部の専門家だけのものではなく、組織全体の能力として育むための考え方です。
これまで多くの企業をご支援する中で、専門デザイナーがいない組織でも、デザインシステムや適切な環境があれば、デザインの考え方や判断力は組織に広がっていくのではないかと考えるようになりました。一方で、その考え方を理論的に説明する研究はまだ多くありませんでした。
今回の研究は、そうした実践から生まれた問いを学術的な視点で整理し、Design Enablementの考え方を体系化するために取り組んだものです。
国際学術会議での発表を通じて国内外の研究者や実務家との議論を深めるとともに、その知見をAI駆動デザイン支援やデザイン・イネーブルメント研修、デザイン・イネーブルメント組織開発支援へ還元します。そして、デザインを一部の専門家だけのものではなく、より多くの人が実践できる組織の能力へと広げるため、実践と研究の両面からDesign Enablementを発展させてまいります。
■スパイスファクトリーのAI関連サービス
スパイスファクトリーでは、企業のAI活用を「人材・組織・基盤」の3軸で支援する各種サービスを提供しています。
・AI駆動組織診断(無料)
組織のAI活用成熟度を診断し、次に取るべき打ち手を可視化する無料の診断ツール。
診断はこちら:https://ai-enabling.spice-factory.co.jp/(新しいタブで開きます)
・Spice AIイネーブルメント
企業の生成AI自走を支援するサービス。AI成熟度モデルに基づくAI人材育成、AIイネーブリングコンサルティングによる組織課題の特定と仕組みづくり、AIデータ基盤・ツールの構築まで、人材・組織・基盤の3軸を一気通貫で支援します。
詳細:https://spice-factory.co.jp/news/21150/(新しいタブで開きます)
・AIモダナイゼーション支援
既存システムの現状分析・投資対効果の可視化から、AIを活用したリプレース設計までを支援するサービス。
詳細:https://spice-factory.co.jp/ai-modernization-service/(新しいタブで開きます)