• PRESS RELEASE

大阪・関西万博 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」の万博レガシーを活用し、新オフィスで再生

DIYでアップサイクルし、万博パビリオンの展示物を自分たちの手で再生する関西拠点オフィス

デジタル・トランスフォーメーションを支援するスパイスファクトリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:高木 広之介、以下 当社)は、2026年3月2日に関西拠点※を開設します。新オフィスでは、大阪・関西万博 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」で使用された展示物を、万博レガシーとして活用・再生します。

パナソニック ホールディングス株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役 社長執行役員 グループCEO:楠見 雄規)は、同パビリオンの建築において廃棄物の最小化を図り、99%以上のリユース・リサイクル率、廃棄率1%未満を実現することを2025年9月4日に発表しています。あわせて、会期後に一部展示物を社会の中で活用していくため、リユース先への移設を同年12月22日に発表しました。こうした取り組みを、万博レガシーを社会に引き継ぐ実践的な取り組みとして捉え、当社もその価値観に共感し、本取り組みに参画することとなりました。

※2026年3月2日より、大阪府大阪市中央区本町一丁目6番地17号 THE VILLAGE OSAKA 10階へ

 THE VILLAGE OSAKA: https://ichigo-the-village.jp/osaka/(新しいタブで開きます)

■万博レガシーを活用し、新オフィスを自分たちの手で創造

展示物の活用にあたり、2026年2月14日にDIYイベントを実施します。本イベントでは、大阪・関西万博会場から新オフィスへ移設するために一度解体されたパナソニックグループパビリオンの展示物を、当社メンバー自身の手で組み立て直します。

当日は当社メンバー、家族、関係者等も参加し、万博のメインテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に込められた、持続可能な未来を構築するという思想を、日常の働く場へと引き継ぎます。

■万博レガシー活用に至った背景

当社は、拠点を置く地域への貢献を重要な経営テーマと位置づけ、拠点づくりにおいても「新しく買う」より「活かして使う」ことを標準とする方針を掲げています。

建設に伴う資材ロスや廃材の増加が社会的な課題となる中、東京本社移転時には什器の約77%をリユース品で設計し、産業廃棄物のリサイクル率94.3%を実現しました※。

関西拠点のオフィス開設においても、この取り組みを継続・発展させるため、サステナブルな建築資材活用に特化したプラットフォーム「Matinno(運営:NewNormDesign、URL:https://matinno.co/(新しいタブで開きます))」を活用し、パナソニックグループパビリオンの展示物をオフィス内装の一部として再生することとしました。
万博という一過性の場で使われた展示物を、次の用途へとつなぐ循環の実践として、地域とともに取り組んでいきます。

※産廃リサイクル率は、サーマルリサイクル・マテリアルリサイクルを含みます。

■新オフィスでリユースするパナソニックグループパビリオンの展示物

・バイオセンサリードーム―大地エリアより

バイオセンサリードーム

「デジタルの力を生かして、自然を再現する」というテーマのもと制作されたセンサリードーム。万博会期中は、霧のゆらぎを感じられるミスト装置や、生き物のように呼吸する球体の展示を通じて、来場者に五感体験を提供していました。
ドームには菌糸パネルが用いられており、菌糸を建材として機能させる取り組みは、日本でも例のない試みです。

DIYイベントでは、解体されたセンサリードームを再構成します。解体によって生じるつなぎ目は、金継ぎの技法を模して修復します。
金継ぎには、壊れたものを捨てず、傷や破損に新たな価値を与えるという思想があり、現代のサステナブルな考え方とも合致しています。展示物を再生しながら、日本文化を取り入れ、自分たちの働く場を共につくる体験とします。

・岩のオブジェ―「ノモの森」エリアより岩のオブジェ(「ノモの森」エリア)

岩のオブジェ(「ノモの森」エリア)

「ノモの森」エリアでは、3Dプリントによる個別製造で作られた、形やサイズの異なる13種類・約40点のオブジェが展示されていました。
中でも象徴的な「岩」のオブジェは、来場者が結晶をかざすことで、内部に刻まれた波状構造が光を柔らかく拡散し、音を心地よく響かせる体験装置として設計されていました。

■パナソニック ホールディングス株式会社よりコメント

パナソニック ホールディングス株式会社 パナソニックグループパビリオン「ノモの国」総合プロデューサー 原口 雄一郎

<コメント>

2025年大阪・関西万博パナソニックグループパビリオン「ノモの国」は循環型パビリオンとして、使用していた設備や展示物が会期後も社会の中で引き続き役立っていくようリユース・リサイクルを推進してまいりました。この度、パビリオンで展示されていた「バイオセンサリードーム」がスパイスファクトリー様の新オフィスで再生し、新たな役割を得ることとなり大変喜ばしく思います。菌糸でできたバイオセンサリードームの再生を通じて、多くの方々にこの循環の営みの一部に加わっていただけたらと思います。

ノモの国では、一人ひとりの自由な感性を解き放ち、より良い世界を創っていこうという思いを込めて「解き放て。こころと からだと じぶんと せかい。」というコンセプトを掲げておりました。心を穏やかにして五感を研ぎ澄ますこのドームが、人々の創造的な対話を促し、新しい価値を生み出す場となることを期待しています。

■展示物の主なリユース先について

パナソニックグループパビリオン「ノモの国」の展示物等のリユース先が下記サイトにて紹介されています。

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