Why SDGs?

なぜ私たちスタートアップ企業がSDGsに取り組むのか？

私たちはまだまだ小さなスタートアップ企業。 CSRや社会貢献に取り組むなんてまだ早いんじゃないの？もっとやるべきことあるでしょ？ そんな言葉をかけられるときもあります。私たちがSDGsに積極的に取り組む理由は3つあります。 1つは事業内容に密接に関わるから。私たちがデジタル支援を行うクライアント企業の業種 農業、漁業、エネルギー、流通、商社、通信キャリア、製造業、小売業と実に多岐に渡ります。 中には各業種でリーダーシップを取っており、社会と未来に対して決して“少なくない責任”を もっていらっしゃるクライアント企業も存在しています。 日々のプロジェクトを通じてそうしたクライアントに対して、 デジタル領域の変革をサービスとして提供する私たちも決して部外者でいることができず、 むしろ積極的に関与することでSDGs達成にチカラになれるのではないかと感じるようになりました。

2つ目はメンバーの成長と幸せにつながるから。

SDGsに関連するプロジェクトは問題背景の複雑さや因果関係の推察など、 複雑性が高いものが多くあり、一筋縄ではいかないことも多々あります。 私たちのメンバーが“誰かのために”そうした難問に挑み、自身の能力開発に励み、 四苦八苦していく過程を通じて大きく成長し、この世界との深い繋がりを 自覚する良いキッカケを与えられると考えています。

そして最後に、世の中のトレンドを変えていきたいから。

とても悲しいことですが、日本は欧米諸国と比較すると1世帯あたりの寄付額が 約10分の1であるという現状があります。

謙虚を美徳とする日本社会のなかでは、寄付活動を行う善良な個人や企業は “売名行為”とレッテルを張られることを恐れ、どこかぎこちなさを感じます。

そこで、私たちはSDGsに対して、「楽しく、かっこ良く、セクシー」 取り組むことで前例を提示し、少しでも世の中の流れが変わってくれると嬉しく思います。

－ スパイスファクトリー株式会社　代表取締役社長　高木　広之介