スパイスファクトリー、学生のキャリア教育支援を今年も開始、昨年度比1.5倍 50校の受け入れを目指す
受け入れ対象範囲の拡大や幅広いキャリアを持つ社員の登壇機会を増やす取り組みなどのアップデートも実施
デジタル・トランスフォーメーションを⽀援するスパイスファクトリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:高木 広之介)は、2023年6月〜2023年12月に実施していた中高生のキャリア教育活動を2024年度も開始いたしました。修学旅行や校外学習でお台場を訪れる中高生に向けて、社員が登壇しキャリア形成や進路について自身が行ってきた選択などについてのお話しをしています。前年度は役員や管理職が持ち回り形式で講義を行っていましたが、今年度から社員にも登壇の機会を積極的に設けます。それにより、中高生には様々なキャリアを持つ社会人に触れていただく機会が増え、社員にとっても自身の仕事や役割について理解が深まると良い機会になると考えております。さらに、産学連携を深めるべく大学生の支援なども行っていく予定です。
※企業訪問の講義の様子は取材も可能です。詳しくはお問い合わせください。
■中高生の抱える問題
中高生向けキャリア探究サービス「はたらく部」を運営する株式会社RePlayceが、全国に住む中高生の意識と実態を明らかにするため実施した、「学校生活・キャリア教育に関わる意識調査※1」によると、学校活動において十分に行われていないものとして、24.7%が〈職業見学、職業体験の機会〉を挙げ、もっと充実させてほしいと思うものとしても16.7%になり上位に来ています。
進路の相談相手としての身近な大人も「保護者」か「先生」しかなく、社外の大人として社会人と話すキャリア教育の機会の必要性が高まっています。リクルート進学総研が行った「第11回 高校生と保護者の進路に関する意識調査2023※2」では、進路についての会話は、高校生の83.0%、保護者の89.4%がお互いに対して「話す」と回答しました。内容は、「高校卒業後の具体的な進路について」(64.4%)が最多で「将来どんな職業に就きたいか」「将来の自分の夢」などが50%以上で続いています。これにより、直近の進路に加え、就職や将来など長期的な展望について会話していることがわかりました。
しかし、保護者が掛ける言葉として「自分の好きなことをしなさい、やりたいことをやりなさい」(65.9%)が突出して高く、高校生の自主性を重んじる傾向が強く高校生の主体性が問われています。調査の中では主体性についても聞いており、高校生が“将来必要とされる”と思う能力として「主体性」(51.5%)がトップである一方、「主体性」を“現在持っている”と考える高校生は25.2%と、ギャップが大きいことがわかりました。同様に、“将来必要とされる”と思う能力で第2位の「実行力」(37.2%)についても、“現在持っている”と考える高校生は12.0%となっている。教育改革の“主体的な学習”の促進によって、今後これらのギャップが解消されることが望まれています。
※1:「学校生活・キャリア教育に関わる意識調査」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000139448.html
※2:「第11回 高校生と保護者の進路に関する意識調査2023」
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20240215_study_01.pdf
■今年度のスパイスファクトリーの取り組み
スパイスファクトリーではこういった課題を認識し、将来を担う若者に貢献したいと昨年から中高生に向けたキャリア教育活動をはじめ、約300人の中高生を受け入れました。実際に中高生たちが働く大人と対話し、現状を知ることで1人でも多くの若者に社会で働くことに対して、ポジティブなイメージを持ってほしいと考えています。
そんな中で今年度の取り組みとしては以下を計画しております。
1. 受け入れ目標校数を昨年度の1.5倍である50校に増やし、より多くの学生の学びの機会を提供予定。
2. 社内の登壇者を増やし、経営層や事業責任者だけでなく、リーダーや一般メンバー層にも拡大。
3. リアルな対面の登壇だけでなく、リモートメンバーも登壇可能な取組みも開始。また、東京お台場本社のみならず福岡拠点での受け入れも実施し、拠点や居住地によって登壇機会を妨げないような仕組みを構築中。
4. 中高生のみならず、武蔵野大学と連携し大学生へのキャリア教育も実施予定。
2024年度は50校の受け入れを目指し、登壇者の拡大やリモートメンバーの登壇機会を実現するなどキャリア教育活動の仕組みを構築していきます。ゆくゆくは社員研修の一環としてメンバーへの企業理解・説明の機会、自己肯定感やエンゲージメント向上への貢献にもなる取り組みに昇華させていきたいと考えております。
※取り組みに興味がある教育機関の方は、こちらのアドレスから企業訪問受け入れについてご相談ください。
pr@spice-factory.co.jp
⬛︎スパイスファクトリーのCSR活動について
スパイスファクトリーでは、「経済的成長と社会課題解決の両立ができる持続可能な社会」の実現を目指し、2022年3月の創業6周年を機にハチドリプロジェクトを創設しました。2024年からは本プロジェクトを刷新し、当期純利益の3%を毎年予算捻出することにいたしました。それだけでなく、ハチドリプロジェクトを当社が行う社会貢献活動の総称とし、未来をつくる子供たちへの支援を基盤として強化することといたしました。
本来当期利益は株主への還元の原資ではありますが、寄付や社会貢献活動を通じたブランド構築に取り組むことで中長期的には株主の利益にも繋がると私たちは信じています。
スパイスファクトリー、当期純利益の3%を社会へ還元「ハチドリプロジェクト」を刷新
<これまでの社会貢献活動の実績>
・中高生のキャリア教育支援、継続的な企業訪問の受け入れ
- 2023年は31校、291名受け入れ実施
・フィリピン共和国で実施する独自の「奨学金事業プログラム(スパイスキッズ)」支援
- 2024年6月時点、3名の学生を支援
・10代の孤立を解決する認定NPO法人D×P(ディーピー)に月額法人寄付
・文化的社会貢献プロジェクト「100万人のクラシックライブ」を通じた地域コミュニティ強化の取り組み
・日本骨髄バンクへ売上の1%を寄付
【本件に関する報道・メディア関係者からのお問合せ先】
スパイスファクトリー株式会社 PR担当
メールアドレス:pr@spice-factory.co.jp