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インターン生全員で取り組んでいる、Wantedlyストーリー運用プロジェクトの社内体制について

インターン生全員で取り組んでいる、Wantedlyストーリー運用プロジェクトの社内体制について

最新テクノロジー、UIUX、アート、マーケティングなどあらゆる技術・メソッドを用いてクライアントのデジタルトランスフォーメーションを支援しているスパイスファクトリー株式会社でインターン生として勤務している小松です。

スパイスファクトリーは、2021年1月からWantedlyの運用を本格的に開始いたしました。
現在、Wantedly独自のブログ機能である「ストーリー」の運用は当社のインターン生がメインで行っており、私はその中でもリーダー的な立場を務めています。

今回は、Wantedlyストーリー運用のリーダーの視点から、ストーリー公開までの流れと見えてきた課題、今後の方針についてお伝えしていきます。

Wantedlyは、新しい形のビジネスSNS

Wantedly概要
Wantedlyとは、求人者と求職者をマッチングする新しい形のビジネスSNSです。
「ココロオドルひとをふやす / Create a world where work drives passion をミッションとして掲げており、「であい/Discover」、「つながり/Connect」、「つながりを深める/Engage」ことで共感をつなぎ、はたらく人の経済的・精神的自立を目指しているサービスです。

ストーリーとは

ストーリーは、Wantedlyの代表的なサービスの1つで、Wantedlyが提供するコーポレートブログサービスの名称を指します。

Wantedlyストーリー概要

「タイトル」、「カバー写真」、「本文」で構成されており、Wantedlyに登録されている自社メンバーのみが作成、投稿できるツールです。

ストーリーでは、内容を自由に設定できるため会社の広報ツールとして活用することが可能です。
社員紹介や会社の取り組み、社内文化などを投稿することで、募集記事だけでは伝わらない会社内部の魅力をユーザーに届けることができます。

弊社のストーリー運用体制

スパイスファクトリーでは、現在インターン生による社員インタビューを中心にストーリーのコンテンツを作成しています。

https://www.wantedly.com/stories/s/spicefactory_interview

このようなインタビュー記事が、どのような流れで出来ているのか、具体的に説明していきます。

事前アンケート回答・質問準備

まずインタビュイーである社員は事前にアンケートに回答します。
事前回答の内容をインタビュアーであるインターン生が事前にチェックし、当日のインタビュー内容をそれぞれ考案します。

事前回答がある事で、当日のインタビューをスムーズに行えるほか、より内容を深彫りしていくことにも繋がります。

インターン生による社員インタビュー

30分程度でインターン生がオンライン環境でインタビューを行っています。
インタビューでは、話のストーリーを意識しながら社員それぞれの魅力にフォーカスをあて進めていきます。

インタビュー記事の執筆

それぞれ行った社員インタビューをもとに、そのまま担当のインターン生がインタビュー記事の執筆を進めます。
執筆の際は、事前に定めている記事毎のターゲット像を意識して進めます。
これはインターン生同士で事前にすり合わせを行った事項であり、詳しい内容については後述いたします。

修正と確認作業

各インターン生が執筆した記事を、インターン生リーダーである私の方で修正を行っています。
具体的には、文章におけるトンマナの統一や表記ゆれの訂正、よりわかりやすい文章構造の再構築などを行っています。

確認作業では、人事担当者とも連携しながら確認と修正のフローを重ねています。
必要に応じて追加質問を行うなどし、クオリティには妥協しません。

公開と公開後のフォローアップ

ストーリー記事を公開後、ストーリーを最大限に生かすために様々な取り組みを行っています。

ストーリー記事に対する「いいね」、SNSシェアの呼びかけを全社向けに行っています。

また、自社のSNSアカウントでも、Wantedlyでストーリーを公開したことをお知らせしていきます。

効果測定・施策立案

Wantedlyのアナリティクス機能を使って、効果測定を行っています。
具体的には、小松がストーリーや求人の閲覧数やフォロワー数の増減から分析を行い、現状の課題を特定しチームメンバーにシェアしています。その中で、課題解決のための新たな施策を考案し、積極的に実行にうつしています。
効果測定によって、ストーリー作成における改善点の発見や、実際にストーリーが採用に貢献していることが可視化されてやりがいに繋がるため積極的に活用をしています。

プロジェクト立ち上げ期からこれまで

前述の通り、現在スパイスファクトリーではWantedlyのストーリーはインターン生が主導で運用していますが、プロジェクト開始時は会社として初めての取り組みという事も有り、全く体制が構築されていませんでした。
これから、立ち上げ期からこれまでの間、意識的に行ってきた内容や直面した課題について説明していきます。

目的と方針の明確化

インターン生ミーティング

運用を始める上で、まずはストーリーを執筆する際に何を意識すべきなのかをインターン生と話し合いました。これは、複数人がストーリー作成に携わる中で記事の一貫性を保つために行いました。

自社のブランディングに関する社内資料と照らし合わせ、投稿文や画像のトーンオブボイスの確認を行い全員で認識をあわせていきました。
これにより、記事執筆する上での目線合わせをインターン生全体で行うことができました。

また、採用したいターゲットの明確化等は弊社の人事部門と確認し、言語化を行いました。
これにより、どういったユーザーに向けてストーリーを執筆するべきなのかが明確化され、記事の方針を立てやすくなりました。

運用フローの構築

ストーリー作成に携わるインターン生と、それを統括する自分との連携方法をあらかじめ確立させました。
スパイスファクトリーには、エンジニア、デザイナーからマーケターまで幅広い職種のインターン生が各部門に在籍しています。
部署をまたいだ連携が数多く発生する為、どのフェーズで誰と何を確認しなければいけないのかを事前にマニュアル化し、確認の漏れを防ぎました。

また、様々なスキルセットを持つインターン生が在籍するという特徴を活かし、デザイナーのインターン生がアイキャッチや本文中の画像作成を行い、マーケターインターン生が分析に取り組む等、執筆以外の業務でも全員で連携しながら進めました。

今後の取り組み

WantedlyのSpiceトップ画面

新たに顕在化してきた課題、運用中での気づきをもとに、今後は次のような取り組みを進めていきます。

インタビューの品質向上

インタビューの方向性を決めている人事担当と、実際にインタビューを行うインターン生との連携を強化します。インタビュー実施前に業務連携ミーティングをセッティングして、「何を伝えたい記事なのか」「インタビューでは何を掘り下げるべきか」などをお互い確認し合うことでインタビューの品質向上を図ります。

新たな施策の仮説検証

すでに人事部門と週1でのミーティングを開催し、それぞれの進捗報告や現状の課題、今後の施策についての話し合いを進めています。
人事担当の視点、インターン生の視点でWantedlyの取り組みを振り返り議論することで、多角的に課題を洗い出すことができています。
そこで浮かび上がった新たな施策の仮説検証を繰り返して、日々体制をブラッシュアップしていきます。

まだ世の中に知られていない魅力を、より多くの人に伝えていく

Wantedlyのストーリーを活用することで、企業の魅力をユーザーに届け、共感に繋げることができます。
スパイスファクトリーには、多種多様なバックグラウンドを持った魅力あふれる社員と、その社員が最大限に実力を発揮できる環境がある。それなのに、その魅力が十分に伝わっていないと私自身としても課題に感じていました。
これからはストーリーを通して、まだ世の中には知られていないスパイスファクトリーの魅力を、より多くの人に発信していきたいと考えています。
またインターン生同士で連携しながらプロジェクトを進行することで、全員のスキルアップやコミュニケーションの強化にもつながればと考えています。

スパイスファクトリーの想いを詰め込んだWantedlyストーリー、ぜひご覧ください。

スパイスファクトリーのWantedlyのページはこちらから

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