Shopifyの目的別おすすめのアプリ8選｜スパイスファクトリー株式会社

こちらの記事では、目的別におすすめのShopifyアプリをご紹介します。
アプリの数が多く、どのアプリを使用すれば良いか分からないという方は是非ご覧ください。
また弊社ではshopifyを用いたECサイト構築をおこなっております。
詳しくはをご覧ください。

Contents

1 Shopifyアプリとは
- 1.1 Shopifyとは
- 1.2 Shopifyアプリとは
2 サイトコンテンツ拡張
3 メールマーケティング
- 3.1 Shopify メール
- 3.2 Klaviyo: Email Marketing & SMS
4 定期購入/サブスクリプションサービス
- 4.1 定期購買
5 配送周りの業務効率化
- 5.1 OPENLOGI
- 5.2 Japan Order CSV
6 アプリを用いて効果的なECサイトへ

Shopifyアプリとは

まず、Shopify アプリについて、簡単にご説明します。

Shopifyとは

Shopify とは、カナダで創業されたEC サイトの開発・運営を手がける ECプラットフォームのことです。現在では、175 カ国 100 万店舗以上で利用されています。 Shopify についての詳細は、以下の記事をご覧ください。
Shopifyとは？ECカートでShopifyを選ぶメリット・デメリット

Shopifyアプリとは

ShopifyアプリとはShopifyの機能を拡張するプラグインのようなものです。
SaaS である Shopify は EC の基本機能を網羅していますが、ShopifyアプリストアからShopifyアプリをインストールすることで気軽に機能の拡張が行えます。

Shopifyアプリを使用することで、通常実装工数がかかるような機能も簡単に導入することが可能です。
Shopifyアプリの開発はShopifyPartnerアカウントを持っていれば誰でも開発・公開を行うことができます。
アプリを選定する際のコツを知りたい方は本記事に併せて、Shopifyのアプリ選定と運用ノウハウも併せてお読みください。

Shopifyアプリ選定と運用ノウハウ

サイトコンテンツ拡張

それでは、早速おすすめのアプリをご紹介していきます。

まずは、サイトコンテンツ拡張のためのアプリです。
Shopify は基本機能でも、テンプレートを用いて手軽にECサイトを構築することができますが、アプリを追加することでより機能性の高いサイトを構築することができます。

Slide Cart

Slide Cart はお客様に表示されるカートページの機能を充実させるためのアプリです。

具体的には、カートページに

別の商品のリコメンド
リコメンド商品を購入する際に適用できるクーポン
ストアからのアナウンス

を追加させることができます。

単にリコメンド商品を表示するのみならず、それを購入した際に適用できるクーポンまで付与することができることがポイントです。

出典：https://apps.shopify.com/slide-cart?locale=ja

これにより、お客様にとって魅力的な商品を追加購入してもらうための新たなきっかけを提供することができます。

【アプリ概要】

アプリ名称：Slide Cart ‑Sticky Cart Drawer
対応言語：英語
料金プラン：月額$19.99（無料プランあり）

送料無料バー

送料無料バーはストアの上部に送料が無料になるためには、あといくら購入すればよいかを表示してくれるアプリです。

具体的には、以下の3タイプのメッセージをお客様の状況に応じてストアに表示させることができます。

買い物かごが空のとき
- 例）「5000円以上の購入で送料が無料になります」
買い物かごの金額が目標金額を下回るとき
- 例）「あと、2000円で送料が無料になります」
買い物かごの金額が目標金額を上回るとき
- 例）「送料が無料になります！」

出典:https://apps.shopify.com/shopify-application-64?locale=ja

ニールセンデジタル株式会社が行った「Nielsen Online Shopping Report 2017」では、配送において「一定金額以上購入すると、送料が無料になる」を重視すると回答した割合が72%でした。このことから、送料を無料にしたいというモチベーションを持っているお客様が多いことがわかります。
そのため、送料無料があといくらで達成できるかをストアに表示し続けることで、送料無料のモチベーションからクロスセルが促進させることを期待できます。

さらに、無料で使えることや簡単な操作で設定が完了することから、導入ハードルが低く利用しやすいアプリになっています。

【アプリ概要】

アプリ名称：送料無料バー
対応言語：日本語
料金プラン：無料

Wishlist Plus

Wishlist Plus はストアにウィッシュリストを（お気に入り商品を記録しておけるリスト）追加することができるアプリです。

Wishlist Plus により、以下のことを実現できます。

ストアへのウィッシュリストの追加
ウィッシュリストをお客様が Instagram や Facebook で共有
商品ページに各商品が何人のウィッシュリストに追加されているかを表示
ウィッシュリストに追加された商品情報を基に商品の「在庫情報」や「値引き情報」をメールで送信
お客様のウィッシュリストに関するデータをアプリのダッシュボードで分析

Wishlist Plus のポイントは、ウィッシュリスト起点に様々な売上向上機会を生み出せることです。
単にウィッシュリストを追加できるだけでなく、ウィッシュリストをソーシャルメディアで共有することやウィッシュリストの情報を基にメールを配信することも可能です。これらの機能により、ウィッシュリストがもたらす効果を更に増加させることができます。

加えて、お客様のウィッシュリストのデータをダッシュボードで可視化できることも大きな魅力です。お客様の好みを分析する際には、通常、商品購入履歴やストア上の商品ページの閲覧履歴を参考にします。

さらに、ウィッシュリストのデータが加わることで、好みについてのデータを補強させられるだけでなく、なぜ、購入に至らないのかについても詳細に分析することができるようになります。

【アプリ概要】

アプリ名称：Wishlist Plus
対応言語：英語
料金プラン：月額$14.99 – $99.99（無料プランあり）

メールマーケティング

Shopifyでは、メールマーケティングを支援するアプリもあります。これらを用いて、購買後の顧客体験の向上やカゴ落ちのフォローなどによる機会損失防止を期待できます。

Shopify メール

Shopify メールは、Shopify が開発したメールマーケティングアプリです。

基本機能は以下の通りです。

管理画面から数回クリックするだけで、ストアブランドのメールを購読者に送信
ロゴ、商品画像、商品説明、価格、URLをストアから自動で読み込むテンプレートを使って時間を節約
お客様リストをShopifyにインポート
メールをセグメント化して、送信対象に適した内容のメッセージを送信
開封率、クリック率、カートに追加された商品、購入などの結果を追跡
簡単な設定だけで独自ドメインを使ってメールを送信

Shopify メールのポイントは、低コストでメールマーケティングが行えることです。
料金は毎月最大10,000通まで、手動・自動を問わず無料でメールを送信できます。それ以降は、追加のメール送信分1,000通につき1米ドル、または追加メール1通あたり0.001米ドルで、送信した分だけのお支払いになります。この料金形態は他のメールマーケティングアプリと比較してもかなりリーズナブルです。

また、直感的な操作でHTMLメールを作成することができ、手軽にメールマーケティングを行うことができます。

出典：https://apps.shopify.com/shopify-email?locale=ja

【アプリ概要】

アプリ名称：Shopify メール
対応言語：日本語（サポートは英語のみ）
料金プラン：アプリ利用料は無料。（メール配信数に応じて追加課金あり）

Klaviyo: Email Marketing & SMS

Klaviyo: Email Marketing & SMS （以下、Klaviyo）はより高度なメールマーケティングを実施したい方におすすめのアプリです。

Klaviyo の主な機能は以下の通りです。

メルマガの作成と配信
特定の条件を満たすお客様にメールを自動配信
カスタマイズした独自のセグメントの作成
メールの開封率やクリック率などの効果測定
SMSでのメルマガ配信
サインアップフォームの作成

Klaviyo のポイントはお客様の情報を基に自動でメールを配信できることです。
例えば、カゴ落ちしたお客さんに対して、翌日に自動でフォローアップメールを配信することができます。これにより、手動でメール配信をする手間が省けるだけでなく、お客様に適切なタイミングで必要な情報を配信することができるようになります。

【アプリ概要】

アプリ名称：Klaviyo: Email Marketing & SMS
対応言語：英語
料金プラン：Email月額$20～　/　SMS月額$15~（メール配信数によって追加課金あり）

定期購入/サブスクリプションサービス

続いて、サブスクリプションサービスを行うときにおすすめのアプリを紹介します。Shopify ではアプリを使うことで比較的簡単にサブスクリプションサービスを開始することができます。

定期購買

定期購買は最もインストールされている日本製サブスクアプリです。
定期購買により、以下のことを実現できます。

サブスクリプションサービスの実施
初回割引の設定
会員ランクの設定
LINE連携
お届け日の変更やスキップなど、サブスクリプションの柔軟な対応

定期購買のポイントは、他のサブスクリプションアプリにはない機能（会員ランク機能やLINE連携機能など）が豊富にあることです。
ストアオーナーの希望要望を基に毎月新機能をリリースしていることからも分かる通り、これからも利便性が拡大し続けるアプリであると言えます。

加えて、日本企業が開発しているアプリであることも大きな特徴です。これにより、アプリの操作を日本語で行えます。

さらに、困ったときのサポートも日本語で対応してもらえることや、時差がないために困ったときにすぐ質問できることも大きなメリットです。

【アプリ概要】

アプリ名称：定期購買
対応言語：日本語
料金プラン：月額$49（無料プランあり）

配送周りの業務効率化

最後に、配送作業の業務効率化をサポートするアプリをご紹介します。

OPENLOGI

OPENLOGI は物流のアウトソーシングをサポートするためのアプリです。

OPENLOGI により、以下のことが実現できます。

商品登録・入出庫連携・出荷作業まで自動化
同梱物設定や海外発送まで簡単に自動化
複数ショップ連携機能

OPENLOGI のポイントは、低コストで物流をアウトソーシングできることです。
初期費用と固定費用が無料であることに加え、完全従量課金制であるため、無駄なコストをかけずに配送をアウトソーシングできます。

加えて、「ブランド独自のダンボール利用」「冷凍・冷蔵品」「流通加工」といった幅広いニーズにも柔軟に対応することができます。
配送周りの業務はオペレーションが複雑であるがゆえに経験がないと、多くの時間と労力を割きます。ですので、必要に応じて手軽にアウトソーシングを行うことが重要です。

【アプリ概要】

アプリ名称：OPENLOGI
対応言語：日本語
料金プラン：アプリ利用料は無料。（別途、アプリ提供企業のOpenlogiのサービス料が発生）

Japan Order CSV

Japan Order CSV は配送業者への配送指示 CSV を簡単に出力することができるアプリです。

基本機能は以下の通りです。

ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便などに対応した csv の出力
代引き手数料や配送日時指定データを csv へ自動反映
メールでの出荷データ添付に対応
line item propertyをそれぞれ列として出力可能

Japan Order CSV のポイントは日本の配送業者に対応した CSV を出力できることです。
日本のストアの場合、Shopifyのデフォルトの配送指示 CSV の出力では、以下のような問題が起きます。

CSV をExcel ファイルで開いたときに文字化けしてしまう
日本語の姓名が名姓の順で出力されてしまう
都道府県名（例：東京都）ではなく、都道府県コード（例：JP-13）で表示されてしまう

これらの問題は配送業者に配送指示を出す際に非常に手間となってしまいます。
Japan Order CSV を使うことでこれらの問題を解消したCSVを出力することができ、配送作業の効率化を図ることができます。

出典：https://apps.shopify.com/japan-order-csv?locale=ja