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HubSpotの計算プロパティとは?計算プロパティの基本説明と作成例

HubSpotの計算プロパティとは?計算プロパティの基本説明と作成例

Posted by スパイスファクトリー公式 | |HubSpot

スパイスファクトリー株式会社マーケター西ノ原です。
こちらの記事では、主にHubSpotのカスタムプロパティを使用することができる方を対象に、HubSpotの計算プロパティの基本説明、使用方法そして実際の活用例についてお伝えしていきます。また弊社の詳しいサービス内容はHubspot導入支援に関するページをご覧ください。

HubSpot計算プロパティの基本

この章では、HubSpotの計算プロパティの特徴と、基本的な機能をご紹介したいと思います。

計算プロパティとは

前提として、HubSpotにはカスタムプロパティという機能が存在します。
今回ご説明する計算プロパティは、以下の図に示すようにカスタムプロパティの一種に分類されるものです。

計算プロパティの分類を示す樹形図

計算プロパティでできること

計算プロパティではHubSpot内に存在するプロパティ値同士の演算を行うことができます。これが他のカスタムプロパティにはない、計算プロパティ特有の利点です。

HubSpotの計算プロパティーでは、数値のプロパティーに基づくカスタムの数式を設定できます。さらに、関連レコードのプロパティーについて、最小値・最大値・件数・合計・平均を自動的に計算することができます。

HubSpotのナレッジベースより引用
https://knowledge.hubspot.com/jp/crm-setup/create-calculation-properties

計算プロパティを使用する

この章では、計算プロパティの作成方法をご紹介したいと思います。

計算プロパティの設定方法

  • 通常のカスタムプロパティを作成する際と同様に「設定⚙」→「プロパティ」→「プロパティを作成」を選ぶ。
  • 「オブジェクトタイプ」「グループ」「ラベル」等を設定する。
  • 「フィールドタイプ」として「値」→「計算」を選択する。

計算プロパティの作成方法_フィールドタイプと値の選択

  • 「計算を作成」を選択する。
  • 「計算プロパティタイプ」で、計算プロパティの種類を選択する。

 計算プロパティの作成方法_計算プロパティタイプの選択
計算プロパティタイプの一覧と、その簡単な説明は以下の表をご覧ください。

計算プロパティの作成方法_計算プロパティタイプの一覧とその説明

計算プロパティの使用例

この章では、計算プロパティタイプごとに、具体例を用いて仕様をご紹介します。
弊社のHubspot導入支援サービスはこちら

カスタム計算

任意の式を立式して値を算出することができます。
ただし、演算対象は作成するプロパティと同一オブジェクト内のプロパティに限ります。

加算、減算、乗算、除算を使用することができ、「式に追加」から式を延長することも可能です。

計算プロパティの使用例_カスタム計算

最大/最小,カウント,合計,平均

オブジェクトをまたいで最大/最小,カウント,合計,平均を自動で算出することができます。
ただし、演算対象は作成するプロパティのオブジェクトに紐づいているオブジェクト内のプロパティに限ります。

具体例を示すにあたり「カスタムプロパティテスト_西ノ原亮」という取引を作成しました。
また、以下の写真の赤枠で示すように3つのコンタクトを紐づけました。

計算プロパティの使用例_コンタクトの紐づけの様子
また、「カスタムプロパティテスト西ノ原亮_number」というカスタムプロパティを作成し、それぞれ以下の値を与えました。

計算プロパティの使用例_カスタムプロジェクトに格納されている値の表示
以上を踏まえ、最小,カウント,合計,平均を表す計算プロパティを作成したいと思います。

  • 計算プロパティタイプで最大,最小,カウント,合計,平均のいづれかを選択します。
  • 演算の対象として「カスタムプロパティテスト西ノ原亮_number」を選択しまします。

すると、取引に紐づけられているコンタクトの対象のプロパティに関する最小,カウント,合計,平均の値が作成した計算プロパティ(_max/min,_count,_gross,_ave)に格納されていることがわかります。

 計算プロパティの使用例_計算プロパティの結果の表示

次の間の時間

プロパティ間の時間差を自動で算出することができます。

  • 計算プロパティのタイプで「次の間の時間」を選択します。
  • 以下に示すように演算の対象として「作成日」「前回の変更日」を選択します。

計算プロパティの使用例_開始日と終了日の説明
すると、作成した計算プロパティ(_interval)に「作成日」と「前回の変更日」の時間差が格納されていることがわかります。

計算プロパティの使用例_次の間の時間の結果

HubSpotの計算プロパティを用いて効果的レポーティングを

以上、計算プロパティについて基本の説明,使用方法,そして実際の使用例についてお伝えしました。

HubSpotには今回ご紹介した計算プロパティの他にも、マーケティングに生かすことができる様々な機能が搭載されています。

皆さんも是非HubSpotを導入して、効果的なインバウンドマーケティングをより手軽に実施してみてはいかがでしょうか?

スパイスファクトリーでは、HubSpotの導入支援から運用まで一貫したサポートを行うことが可能です。詳しいサービス内容については、当社ホームページのHubSpot 導入支援、カスタム開発に関するページをご参照ください。

また、HubSpotについてのご質問・ご相談をお持ちの方は、是非一度お気軽にお問い合わせください。

無料相談はこちらから
 

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