スパイスファクトリー、経営体制を強化。取締役CTOに服部省治が就任
WCTO体制で多様な技術ニーズに応えるDX支援体制を基盤に、大規模システム開発と多様なデジタル技術への対応力を強化
デジタル・トランスフォーメーションを⽀援するスパイスファクトリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:高木 広之介 以下、「当社」)は、2024年12月から新たに服部省治を取締役CTO(Chief Technology Officer)に迎えました。これにより、共同創業者であり執行役員CTOである泰 昌平と2名による「WCTO(ダブルCTO)体制」を取り、より多様な技術ニーズに応えるDX支援体制を確立します。
■ 新経営体制
氏名 | 役職名 |
高木 広之介 | 代表取締役CEO (Chief Executive Officer), Co-Founder |
小島 寛人 | 取締役COO(Chief Operating Officer) |
流郷 綾乃 | 取締役CSO (Chief Sustainability Officer) |
服部 省治 | 取締役CTO (Chief Technology Officer) |
泰 昌平 | 執行役員CTO (Chief Technology Officer), Co-Founder |
地代 千晶 | 執行役員 |
■ 服部省治(Seiji Hattori) / 取締役CTO
プロフィール
外資系IT企業にて大規模システム構築プロジェクトを担った後、国内の金融系システムを手掛けるシンプレクス株式会社に転職。FX、暗号資産、株式などのリテール向け金融取引システムの開発において、アーキテクト、プロジェクトマネジメント、品質管理、組織開発など多岐にわたる役割を担い、約10年間にわたり執行役員として事業成長を牽引。その後、フリーランスとして複数のスタートアップ企業を技術支援およびマネジメント支援の両面で支援を続ける。2024年12月、スパイスファクトリー株式会社の取締役CTOに就任。
コメント
当社は、これまで優れたUI/UXデザインやアジャイル開発を強みとして、多くの価値を提供してきましたが、事業成長が進む中で顧客からの期待値も高まり、プロジェクト規模の拡大や難度の高さは年々高まってきています。さらに、生成AIをはじめとする技術革新のスピードがかつてないほど速まる中で、クリエイターには普遍的な価値を守りつつ、仕事のあり方や新しい技術に対して今まで以上に柔軟な適応力が求められています。
私がこれまで経験してきた要求の厳しい金融機関のシステム設計や、プロジェクトマネジメントにおける本質的な知見や成功要因を組織全体に展開しつつ、新しい技術が持つ可能性や価値を最大限に引き出し、社会課題の解決に結びつけるクリエイティブなチームを築いていきたいと考えています。
■ WCTO体制の概要と役割
当社は、急速に進化する技術トレンドや多様化する顧客ニーズ、さらには日本企業のDX推進において求められる「アジリティの向上」という課題に対応するため、泰と服部の専門性を生かしたWCTO体制(CTO2名体制)を導入しました。この体制により、創業当初から掲げてきた「アジャイルマインド」を軸に、柔軟性とスピードを重視したデジタル戦略の構築と、高品質かつ高難易度のエンタープライズDX支援を両立します。
- 泰昌平
担当領域:デジタル戦略アーキテクト
最新のWeb技術トレンドと高度なプラットフォームソリューションを活用し、柔軟かつ迅速なDXを実現する戦略をリードします。これにより、企業の多様な課題に応じた最適なデジタルソリューションを提供します。
- 服部省治
担当領域:エンタープライズアーキテクト
新たに就任した服部は、大規模システム開発におけるプロセス設計や品質向上に精通しており、高難易度プロジェクトのリード役を担います。豊富な経験を基に、エンタープライズ領域における複雑な要件を的確に捉え、より良いものづくりを実現させる高品質な開発プロセスを推進します。
WCTO体制の今後の取り組み
現代のDX実現は技術やプロセスが多岐にわたる中で、最適な技術や手法を迅速かつ柔軟に選び抜くことが求められます。この課題に応えるため、WCTO体制(CTO2名体制)を基盤に、技術領域の専門性を高めるとともに、組織全体のアジリティを強化しています。特にエンジニアが持つ技術の多様性を活かし、課題解決の選択肢や観点を豊かにすることで、多面的なアプローチが可能な組織を構築しています。
こうした取り組みにより、当社は複雑性や不確実性の増す環境下においても最適解を見つけ出し、DXによって社会へ迅速かつ持続可能な価値を提供し、成長を加速させるパートナーとして貢献して参ります。
※当社へのイベント登壇依頼・取材依頼などはPR担当(pr@spice-factory.co.jp)までお問い合わせください。