リユース什器を77％利用、移転工事に伴う産業廃棄物のリサイクル率94.3％
大量消費を抑制し環境にやさしいサステナブルなオフィス移転を実現。

当社は、2023年8月1日に「トレードピアお台場」に本社を拡張移転することをお知らせします。

また、臨海副都心においてデジタルテクノロジーの実装、新たな魅力を付加したにぎわいの創出、スタートアップの集積に資する事業を行う民間事業者の支援制度「東京都臨海副都心DX推進事業」の対象事業者として採択されています。

画像出典：トレードピアお台場公式サイト

■新オフィスの概要

■オフィス移転の背景

スパイスファクトリーはCAGR（年平均成長率）52％※1と高い成長率で事業を拡大し続けています。事業拡大により2020年から3年で従業員数は2.5倍に増加しており、京都府、福岡県、フィリピン共和国の海外現地法人含む拠点拡大に続き、グループ全体の従業員が100名を超えようとしております。今後、従業員数のさらなる増加が見込まれることから、執務スペースの拡張と対面の議論がより活発化する執務環境設計に対応するため、オフィスを拡張移転する運びとなりました。

※1　CAGR（年平均成長率：Compound Annual Growth Rate）は 2020年から2022年の数値をもとに計算

■新オフィスのコンセプト

「触発するオフィス」としてサステナビリティ・コミュニケーション・創造性をコンセプトにしています。新オフィスでは、従業員がより一層働きがいを感じられて、社内外との創造性あふれる良質なコミュケーションが生まれる場所を目指し、コミュニケーションの促進と業務への集中など「静と動」のどちらも実現できるオフィスづくりを心がけました。

社内外とのコミュニケーションが生まれる会議室には、創業当初から大事にしているアジャイルの価値観でスクラム手法の大事な５つの価値基準「確約」「勇気」「尊敬」「公開」「集中」を具現化した会議室をつくりました。

確約（COMMITMENT）＝スクラムチームは、ゴールを達成し、お互いにサポートすることを確約する

勇気（COURAGE）＝スクラムチームのメンバーは、正しいことをする勇気や困難な問題に取り組む勇気を持つ

尊敬（RESPECT）＝スクラムチームのメンバーは、お互いに能力のある独立した個人として尊敬し、一緒に働く人たちからも同じように尊敬される

公開（OPENNESS)=スクラムチームとステークホルダーは、作業や課題を公開する

集中（FOCUS）＝スクラムチームは、ゴールに向けて可能な限り進捗できるように、スプリントの作業に集中する

■サステナブルなオフィス移転

〈オフィスの特長〉

1. アップサイクル素材やリユース品を使用したサステナブルオフィス
2. 生産性・快適性・創造性を向上させるオフィスデザイン設計
3. 従業員が安心して働ける環境設備

環境や大量消費などに配慮し、サステナビリティの観点でオフィスづくりをおこなっています。内装には、規格外品の布をアップサイクルした素材や、火力発電所で発生する灰と古紙パルプや現場廃材(外壁端材)を原料としたセメントパネルを一部使用しています。

壁面部分に火力発電所で発生する灰と古紙パルプや現場廃材(外壁端材)を原料としたセメントパネルを使用

カウンターに使用されている、規格外品の布をアップサイクルした素材の断面

意図的に居抜き物件を選定し、新しく購入・制作する什器などの造作物を最大限に減らしています。旧オフィスから引続き利用する什器や、リユース品の什器も採用しております。

店舗やオフィスの内装業界では短期間で大量の廃棄物が排出される現状があります。
そこで株式会社 船場の推進するエシカルデザインによるオフィス設計のもと、地球に負荷をかけず「つかう資源」と「すてる資源」を循環させる「Circular Renovation®︎（サーキュラー・リノベーション）」の考え方を用いてオフィスがつくられました。

そして、トレードピアお台場は、省エネ / 省資源、リサイクル性能など環境負荷低減の側面に加え、景観への 配慮なども含めた建築物の環境性能を総合的に評価するCASBEE®（キャスビー）において、最高評価Sランク取得を取得している物件です。

■ スパイスファクトリーについて

スパイスファクトリーは、DXを加速させるアジャイルマインドで企業や行政機関のデジタル変革を引き起こす”触媒（スパイス）”となるDX支援企業です。

これまでに、教育、医療、自治体、一次産業、物流、製造、エンタメなど様々な業界のDXに関わり、アジャイル開発のアプローチで迅速な価値創造を実現し、社会と顧客の課題解決に取り組み、事業の成長を支援してきました。経営課題から現場の事業課題解決まで全方位で関わる360°デジタルインテグレーターとして、デジタル領域の課題に幅広く対応します。事業サービス構想の支援、システム開発、UI/UX、マーケティング支援など、一気通貫でサポートします。同時に、従来の受託開発の枠組みを超え、ユーザー中心の設計を軸に顧客企業や行政機関と連携し、変化への対応力と俊敏性を高めながら、伴走して解決策を導き出します。

私たちのMissionは「革新の触媒」であり、Purposeは「1ピクセルずつ、世界をより良いものにする。」ことです。社会課題解決を追求し、新たなビジネスやイノベーション創出に貢献します。