東京都様と共同制作した「都庁版アジャイル型開発のプレイブック」が公開されました
当社で支援させていただいた東京都デジタルサービス局のアジャイル型方式によるプロトタイプ開発にて、今後の都の迅速かつ柔軟なアジャイル開発を推進するためのガイドライン等を策定したプレイブックを制作しました。
本プレイブックが、東京都の構造改革推進チーム事務局が運営されている都政の構造改革ポータルサイト「#シン・トセイ」で公開されたことをお知らせします。
プロジェクトの経緯
東京都は、国際競争力を強化し、都民の生活の質や利便性を向上させるために、都市の DX を強力に推進する必要があると考えています。
従来のウォーターフォール型開発では、要件の確定や契約変更の手続き等に時間を要していたため、迅速且つ柔軟に新たな価値提供を実現できるアジャイル型開発に挑戦し、ユーザーファーストのプロジェクトを推進しています。
本プロジェクトでは、実際に支援させていただいたアジャイル型開発のなかで得た知見や経験をプレイブックにまとめ、都庁版アジャイル型開発のガイドライン等を策定しました。
これにより、今後の東京都の迅速かつ柔軟な行政サービスの提供へ繋げていきたいと考えています。
都庁版アジャイル型開発のプレイブック策定
当社は、東京都が企画・推進するアジャイル開発案件を受託し、同局および都庁内組織の職員と共に開発を進めて参りました。同局では更なるアジャイル開発の浸透を目指すべく、これらの開発事例を基にプレイブックの制作を企画し、当社がその制作を担当いたしました。
本プロジェクトでは、東京都がアジャイル型開発に取り組む意義から、具体的な開発の進め方まで、より汎用的に活用できるプレイブックの制作に寄与しました。
プレイブックでは、ロールプレイングゲームをテーマとして各キャラクターが吹き出しで解説を行うなど、親しみやすく伝わりやすい世界観を採用しています。プレイブックの目的である「アジャイル開発の庁内浸透」を意識し、読者が読みたくなり、また読んだ読者が「自分もアジャイル開発をやってみたい」と思ってもらえるようなプレイブックを目指しました。
また、本制作においては、当社のスクラムマスターの有資格者などアジャイル開発に精通したメンバーをアサイン。多様なプロジェクトの実務経験で得た「生きた知識」をもとに、現実的で実用性のあるコンテンツを盛り込みました。
プレイブック制作の詳細はこちらから:https://shintosei.metro.tokyo.lg.jp/post_cp2_230517/
本プレイブックは、以下の東京都の構造改革推進チーム事務局が運営されている都政の構造改革ポータルサイト「#シン・トセイ」でダウンロードいただけます。是非ご覧ください。
プレイブックのダウンロードはこちらから:https://shintosei.metro.tokyo.lg.jp/post_cp2_230517/(※外部サイトへ遷移します)
スパイスファクトリーは、創業期からアジャイル型開発の推進に努め、エンタープライズ企業をはじめとした顧客様、そしてその先のユーザーと向き合い続けてきました。
弊社の強みであるアジャイル型開発をガイドラインとして策定することが、東京都のアジャイル型開発の基盤構築につながると考えており、さらに東京都から全国の自治体へアジャイル型開発のガイドラインの一つとして広がっていき、日本国内に新しい価値の創出することに期待しています。