株式会社データ・シェフ 株式会社データ・シェフ|物流倉庫に特化した社内人事評価・福利厚生ソリューション【Tribute-NEO】-
株式会社データ・シェフは、「物流データの分析・活用における支援」を行うコンサルティング企業です 。本プロジェクトでは、労働力不足が深刻な物流業界において、WMS*データと連携する「Tribute-NEO」を開発。「作業量×負荷度」で独自のKPIを算出しポイントを付与するなどで、福利厚生やモチベーション向上させ人材定着を図り、人手不足や評価の不公平感といった物流業界の課題解決を目指しました。
課題とアプローチ
データ活用・客観的なKPIで各作業者の貢献状況を把握・評価
「頑張る人が報われる」
仕組みを実現
「ポイント交換」「ランキング表示」「誕生日告知」など労働者のエンゲージメントを高めモチベーションを維持する機能実装

データを活用し、
パートタイム労働者の貢献度を可視化、
客観的な評価を実現
労働力(時間)を原資とするビジネスにおいて、雇用者は生産性や利益の向上を期待する一方で、被雇用者は自身の努力が適切に評価されていない場合は「頑張っても頑張らなくても評価は同じ」と待遇が変わらないと感じたり、時に不公平感を感じている可能性があります。
また、モチベーションをあげるために時給UPを検討しても「時給UP=生産性UPとは限らない」という雇用者側のジレンマも存在しています。
本プロジェクトでは、WMS*データを活用し「作業量×負荷度」に基づいて独自のKPIを算出しポイントを付与することで、双方に有意義な評価・福利厚生ソリューションを目指しました。
*WMS(Warehouse Management System):
材料や商品が倉庫に入荷してから出荷するまでを管理できる倉庫管理システム
業界の深刻な労働力不足に対し、
人材定着を促す仕組みの実装
努力が適切に評価されない環境や、給与以外のインセンティブが不足している場合、労働者のモチベーション低下や離職につながる可能性があります。
本プロジェクトでは、労働者のエンゲージメントを高めることを目的に、「ポイント」交換施策を実装し、給与アップ以外のメリット(表彰制度・有給付与など)の提供や、ランキング表示機能(MVP)誕生日告知機能といった施策により、人材定着を促進する仕組みを実装しました。
また、労働者自身がポイント獲得推移をグラフで確認し、自身の努力を可視化できるなど、モチベーション維持に繋がる設計もなされています。

物流業界において、少子高齢化・人口減少に伴う労働人口不足が顕在化するとされる「2030年問題」についてはこちらの記事をご覧ください。
スパイスファクトリーは、360°デジタルインテグレーターとして、お客様の本質的な課題を見つけ解決策を導き出し、俊敏性を高めながら伴走することに務めています。また、物流関連企業より依頼を受けたソリューション開発を数多く手掛けており、「物流2030年問題」の解決に向けた支援体制を強化すべく、
「物流DX支援特化型チーム」を立ち上げています。ぜひお気軽にお問合せください。