ポリシーマネジメント基本方針
– 変化の時代に、持続可能な意思を育てるために –
スパイスファクトリーは、変化の早い時代においてこそ、企業の持続可能性を支えるのは「行動の根拠」であると考えています。ポリシーは、単なる規程でも理念の装飾でもありません。
私たちは、意思を持って判断し、選択するために、すべてのポリシーを「実装する文化」の中で生きたものとして運用していきます。
1. 対象と構成
本基本方針は、スパイスファクトリーが定める全てのポリシー群に適用されます。対象となるポリシーは別紙「ポリシー管理表」に定めるとおりです。なお、ポリシーは今後の事業成長や社会的背景に応じて随時追加・統合されます。
2. ポリシー運用の原則
スパイスファクトリーでは、ポリシーを次の3つの原則に基づいて運用します。- 透明性(Transparency):誰もがアクセスでき、行動基準を理解・共有できる状態を保ちます。
- 実装性(Actionability):現場で使われるものとして、業務フローや意思決定と結びつけて運用します。
- 対話性(Dialogue):押し付けや静的なルールではなく、アップデートの議論ができる文化を醸成します。
3. 改訂とレビューの仕組み
- 年1回の全社レビュー: 全ポリシーは年1回、担当部門が中心となり、経営層を含めたレビューを実施します。社会情勢・法改正・ステークホルダーの期待の変化などを踏まえ、必要な見直しを検討します。
- 通年での改訂可: 年次タイミング以外でも、重大なリスク・社会的要請・社内提案などにより、適宜アップデートを行うことができます。
- 実装点検と共有: 新規案件、パートナー選定、評価制度など、各業務との接点において、実装状況を点検します。必要に応じてオンボーディングや研修に反映し、外部への開示を行います。
4. ガバナンスと責任体制
- 全ポリシーは、代表取締役および取締役会の監督のもとに設けられ、担当部門(例:HR、PR、セキュリティチームなど)が運用・改訂を担当します。
- ポリシーに関する提案・懸念・違反報告は、社内窓口・匿名フォーム・Slackチャンネル等を通じて受け付け、誠実に対応します。
- また、経営理念・パーパスとの整合性を保ちながら、全社的なリスクマネジメントおよび内部統制の枠組みに組み込まれます。
5. 私たちの文化として
スパイスファクトリーのポリシーは、「型を守るため」ではなく、「問いを持ち続けるため」にあります。
迷ったとき、葛藤したとき、選び直すとき、私たちはこのポリシー群に戻ってきます。
感情と戦略が共存する選択を、誰もができる組織へ。
これからも対話しながら、ポリシーと組織文化を育て続けていきます。
制定日:2025年6月26日
スパイスファクトリー株式会社