この度、コロナ禍の収束が見え始め、 日本政府からの5月8日の5類移行方針に伴い、 活気が戻る飲食業界の現状を鑑み、 Bottle Keep Japanのサービスを2023年5月1日をもって終了すること
Bottle Keep Japanの開始背景とサービスに込めた思い
Bottle Keep Japanは、2020年4月のコロナ禍での「政府から発令された緊急事態宣言」、「外出自粛要請」や「飲食店の時短営業」などの影響による飲食店の経営危機を支援するため、当社が完全無償で提供・展開するサービスとして始まりました。家にいながら飲食店のボトルキープを注文することで金銭的な支援ができるとともに、ボトルキープ文化の本質的な価値を「思いを込められること」と捉え、金銭的支援だけでなく、メッセージを伝えられるボトルキープこそ、当社がおこなうべき支援だと考えて運営してまいりました。
「Bottle Keep Tokyo」として当初始まったサービスは、利用店舗が全国に広がり「Bottle Keep Japan」としてサービスを展開していきました。
ボトルキープで馴染みの飲食店にエールを。「Bottle Keep Tokyo」プロジェクトスタートから2日間で100万円を超える支援が実現
コロナショックに苦しむ飲食店を救う「Bottle Keep Tokyo」始動。
飲食店を取り巻く現在の課題
コロナ禍の収束が見え始め売り上げは回復したものの、原価高騰による利益の圧迫、人材の確保、飲食店におけるデジタルトランスフォーメーションへの遅れなど、新たな課題もあがってきています。※1
また、外食産業市場動向調査2023年3月度の集計結果では、酒類を主に扱う店舗(パブ・居酒屋)では2019年と比較すると売上高64.5%、店舗数69.9%とコロナ以前の盛り上がりには戻っていないことが分かっており、原因としてコロナ前のような大規模宴会は戻りが鈍く、二次会需要も多くは見られないことが理由とされています。※2
参考
※1 2023年4月実施 Bottle Keep Japan掲載店舗へのアンケート回答情報より(スパイスファクトリー株式会社)
※2 日本フードサービス協会加盟会員社 「外食産業市場動向調査 2023年3月度 結果報告」http://www.jfnet.or.jp/files/getujidata-2023-03.pdf
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Bottle Keep Japan 運営、スパイスファクトリー株式会社 一同、本サービスをご利用いただいた皆さまのお店が、今後もますます繁盛することを願っています。今後も当社は、「経済的成長と社会課題解決の両立ができる持続可能な社会」の実現を目指し、様々な社会課題解決に向けた行動を積極的におこなってまいります。